下痢を起こす病気としては、腸炎のような感染症が多いです。
急性腸炎の原因としてはいわゆる食中毒といわれる病原性の強い菌やウイルスによって引き起こされるものが代表的で、その多くで腹痛とともに下痢をおこします。
カンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌、アメーバ赤痢、腸炎ビブリオ、ノロウイルス、ボツリヌス、ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌などがあります。
他にも偽膜性腸炎、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病など)、過剰な下剤内服、抗がん剤の副作用、ストレスなどでも下痢が起こります。
腹痛にくらべれば重症になることは少ないですが、体内から水分が失われるので脱水症になりやすく、点滴が必要になることもあります。
また下痢止めは下痢の原因となるウイルスや細菌をながく腸内にとどめておくことになりますので、病状を悪くすることもありますので、安易な下痢止めの内服は控えたほうがよいでしょう。
ご自身で簡単に判断できる場合はいいですが、不安があったり、お腹が痛い・ふらふらする・吐き気もあるなど他の症状もあるような場合には、受診していただくのがいいと思います。
クリニック名 | 二ノ切やまもとクリニック |
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住所・所在地 | 〒560-0084 豊中市新千里南町2丁目6-18 カーサマリーナモンテカルロ1階 |
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