痛みがないうちは、急いで処置する必要はありません。ただし魚の目は、放っておいて自然に消えることはほとんどありません。原因となっている圧迫が続く限り、芯は少しずつ深くなっていきます。

はじめは硬くなるだけですが、芯が深くなると神経を圧迫して痛みが出ます。痛みをかばうと歩き方が崩れ、今度は反対側の足や膝・腰に負担がかかることがあります。
さらに進むと、硬くなった部分が割れて出血し、そこから細菌が入って化膿することもあります。
タコは角質が平たく厚くなったもので、芯がないため痛みは出にくいです。痛みがなければ、すぐに処置しなくても構いません。
ただし、タコができているのは「そこに余分な圧力がかかっている」というサインです。放置するとさらに厚くなり、硬くなった部分が内側を圧迫して痛みが出てくることがあります。靴や歩き方の見直しは、早いうちのほうが楽です。

糖尿病のある方は、痛みがなくても放置しないでください。
糖尿病で神経障害があると、痛みを感じにくくなります。そのため悪化に気づくのが遅れ、硬くなった角質の下で潰瘍ができていたということが起こりえます。血行が悪ければ治りにくく、重篤化することもあります。
次にあてはまる方は、症状が軽くても早めにご相談ください。
圧迫の原因がなくなれば、軽いものは小さくなることがあります。ある特定の靴を履くのをやめたら消えた、というケースです。
逆に言えば、同じ靴・同じ歩き方を続けている限り、消えることはまずありません。「そのうち治る」と待つより、圧迫を減らす工夫をしたほうが確実です。
痛みが出てからでも処置はできますが、早い段階で原因を減らすほうが、再発までの間隔は長くなります。
悪化の仕組みや原因については魚の目・タコの原因や症状を解説で解説しています。
糖尿病のある方の足のケアは豊中市のフットケア外来でもご案内しています。
二ノ切やまもとクリニック 院長
山本 将士
・神戸大学医学部医学科 卒業
・神戸大学大学院 卒業
・大阪府済生会中津病院 外科
・神戸大学医学部附属病院 食道胃腸外科
・大阪府済生会中津病院 外科
・ニノ切やまもとクリニック 開院
| クリニック名 | 二ノ切やまもとクリニック |
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