「手汗で書類が濡れる」「汗ジミが目立たない服しか選べない」――こうした悩みをお持ちではありませんか。これはもしかすると多汗症の症状かもしれません。
ただ、医療機関を受診しようと思っても、何科を受診すればいいのかわからないという人が多いです。
本記事では、多汗症の症状ごとに最適な診療科や治療法、費用相場までを専門的な視点でわかりやすく解説します。

多汗症は、日常生活に支障をきたすほど大量の汗をかいてしまう病気です。「体質だから仕方ない」と考えて放置されがちですが、医療機関で診断・治療の対象となる病気です。まずは自分の症状が多汗症に該当するかを確認してみましょう。
多汗症は、体温調節に必要な量を超えて汗が出る状態をいいます。
明らかな原因となる病気が見つからないことが多いですが、自律神経の過剰反応やホルモンバランスの乱れ、精神的ストレスなどが関係していると考えられています。あるいは他の病気の一症状として出ている場合もあります。
主な症状の特徴は以下の通りです。
これらに複数当てはまる場合は、多汗症の可能性が高いといえます。
多汗症は大きく2つのタイプに分類されます。
全身性の場合は他の病気が隠れている可能性があるため、原因疾患の特定が必要です。一方、局所性多汗症は手や脇・足裏など部位が限定されています。
足裏の汗が多いと、足の蒸れ・におい・白癬(水虫)・角質トラブルなどにつながることがあります。そのような場合にはフットケアも重要です。

「多汗症は何科を受診すればいいのか」は、多くの方が抱える疑問です。まずは、皮膚科や内科がおすすめです。
多汗症の病院選びで迷ったら、まずは皮膚科や内科を受診するのが基本です。皮膚科では、多汗症の診断から外用薬の処方、ボトックス注射まで幅広く対応しているところもあります。内科では、必要に応じて血液検査などを行い、他の病気が隠れていないか確認できます。
皮膚科をすすめる理由は次の通りです。
内科をすすめる理由は次の通りです。
症状や治療目的によっては、その他の診療科が適している場合もあります。
複数の症状がある場合や原因がわからない場合は、まず皮膚科か内科で相談し、必要に応じて専門科を紹介してもらう流れが安心です。

多汗症治療には、軽症から重症まで段階に応じた選択肢があります。
軽度から中等度の多汗症では、まず塗り薬や飲み薬による治療が選択されます。
代表的な治療薬には以下があります。
近年は保険適用の外用薬が増えており、初期治療として広く使われています。
外用薬で効果が不十分な場合や、より持続的な効果を求める場合は、専門的な治療が検討されます。
それぞれ効果の持続期間や費用が異なります。気になる治療法があれば、対応している病院を事前に確認しておきましょう。
保険診療の場合、自己負担割合にもよりますが、外用薬や内服薬は比較的少ない価格で治療可能です。
一方、ボトックス注射やマイクロ波治療などは自費診療となることがあり、数万円単位の費用がかかる場合があります。治療内容や保険適用の有無は医療機関によって異なるため、事前に確認しましょう。
多汗症で何科に行けばいいかが分かったら、次は具体的な病院選びです。以下の点を意識しましょう。
事前にホームページで治療内容や料金体系を確認し、可能であればどこまでの治療が受けられるかを電話などで相談してから受診するのがいいかもしれません。
多汗症は、適切に対応すれば改善が期待できる病気です。最初の窓口としては皮膚科や内科がおすすめですが、症状や希望する治療内容によっては形成外科や心療内科が適している場合もあります。「ただの汗っかき」と諦めず、まずは一度専門の病院に相談し、自分に合った治療法を見つけることが、悩みを解消する第一歩になります。
豊中市にある二ノ切やまもとクリニックでは、多汗症に対する保険診療を行っています。
などのお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
二ノ切やまもとクリニック 院長
山本 将士
・神戸大学医学部医学科 卒業
・神戸大学大学院 卒業
・大阪府済生会中津病院 外科
・神戸大学医学部附属病院 食道胃腸外科
・大阪府済生会中津病院 外科
・ニノ切やまもとクリニック 開院
| クリニック名 | 二ノ切やまもとクリニック |
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