魚の目もタコも、人にうつることはありません。家族とバスマットを共用しても、同じスリッパを履いてもうつりません。
ただし、「魚の目だと思っていたものが、実はウイルス性のイボだった」というケースはあります。イボはうつります。これが、この疑問の本当のポイントです。
魚の目もタコも、同じ場所に繰り返し圧迫や摩擦がかかることで、皮膚が自分を守ろうとして角質を厚くする反応です。細菌やウイルスは関係していません。
ですから、うつる心配をする必要はありません。同じ家族に似たような魚の目ができることはありますが、それは感染ではなく、足の形や歩き方、靴の好みが似ているためです。

イボ(尋常性疣贅)はヒトパピローマウイルスによるもので、皮膚の小さな傷から入り込んでうつります。プールや浴室の足拭きマット、スリッパの共用でうつることがあります。自分の体の他の部位に広がることもあります。
とくに削ったときの黒い点はわかりやすいサインです。これはイボの中の細い血管が見えているもので、魚の目にはありません。
ただし、これらはあくまで目安です。長年かけて硬くなったイボは魚の目と見分けがつかず、専門家でも削ってみて初めて判断できることがあります。

イボを魚の目だと思ってカッターで削ると、削った面にウイルスがついて、周囲の皮膚や他の指に広がることがあります。同じ刃物を家族で使い回せば、家族にもうつる可能性があります。
「1つだったはずがいつの間にか増えていた」という場合は、イボの可能性が高いと考えてください。
イボの治療は、魚の目のように削るのではなく、液体窒素で凍らせてウイルスごと取り除く方法(冷凍凝固療法)が一般的です。1回では終わらず、1〜2週間ごとに繰り返すことが多い治療です。
家庭では次の点に注意してください。
自分で見分けようとして削るのが、もっともリスクの高い選択です。魚の目なら出血・化膿の原因になり、イボなら広げてしまいます。どちらにしても、自分で削らないことが正解です。
魚の目・タコ・イボのそれぞれの特徴は魚の目・タコの原因や症状を解説でまとめています。
見分けがつかない場合は豊中市の魚の目・タコ・イボ治療へご相談ください。
二ノ切やまもとクリニック 院長
山本 将士
・神戸大学医学部医学科 卒業
・神戸大学大学院 卒業
・大阪府済生会中津病院 外科
・神戸大学医学部附属病院 食道胃腸外科
・大阪府済生会中津病院 外科
・ニノ切やまもとクリニック 開院
| クリニック名 | 二ノ切やまもとクリニック |
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